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2010/10/29

衝動買いをしてしまった

インコ

衝動買いをしてしまった。いや、正確には、翌日にいろいろ迷って連れて帰った(購入した)ので、衝動買いとは言えないか。















手前がルリコシボタンインコ、後ろがブルーボタンインコ。中ビナ。性別はわからない。別件で妻と一緒に立ち寄った近所のペットショップで、小さい水槽の中に入っていた。水槽の中にはもう一羽(白いボタンインコ)がいて、3羽でとても仲良くしていた。水槽に指を近づけると、近寄ってきた。人に慣れて(馴れて)いないと、手を見せると後ろへ逃げていったりパニックになったりするものだが、この子たちはそうではなかった。その日は閉店間際だったので、そのまま帰宅した。

翌日、少しだけ早目の時間にそのペットショップを訪れた。まだ買うかどうかは決めてはいなかったが、店員さんに3羽を水槽から出してもらい、手にのせてみたり頭をなでてみたりして様子をみてみた。この日も閉店時間を過ぎてしまったが、迷った末、この2羽を買うこととした。3羽まとめてだとちょっと難しいような気がしたし、1羽だけだと寂しいような気がした。もう1羽だけを店に残すのは可哀そうな気もしたのだが、店員さんが他にも友達はいるから大丈夫と言ってくれたこともあり、こういう結果となった。

我が家では、6号&7号となるが、2羽同時に買ったのは初めてのこと。今も健在な2羽のオカメインコ(3号&5号)と合わせて、4羽となった。6号と7号(一応名前はあるが、ここでは便宜上そう呼ぶことにする)の「二人」はとても仲が良いが、私と妻には今のところ期待しているほどは懐かない。一般的には、1羽だけで飼った方がよく懐くらしいが、そういうことなのかもしれない。一年前に他界したコザクラインコ(享年9歳)があまりにも素晴らしかったので、つい要求も高くなってしまう。しかし、まだまだ若いので、今後の成長に期待したい。

ちなみに、ボタンインコ、コザクラインコは英語ではlovebird、オカメインコはcockatiel、セキセイインコはbudgerigarという。

2010/10/19

続キャニオンロード

本音をいうと、
「スポーツの秋」より、やっぱり「食欲の秋」。
制作部の村です。

以前(8月)に達成できなかったキャニオンロード
再チャレンジしてきました!

前回のつづき「瀬木野(せぎの)」からスタートです。



しばらく
走っていると
秋らしいものが!

でも
自転車で
踏みたくないので
くねくねと
避けながら
進みます。







「大日川(だいにちがわ)」までやってきました。



周りの景色も山が多くなってきました。

大日川橋を越えると、その先に桜並木が続きます。
春に来ても、気持ちが良さそうです。
ちょうど蓮の花がきれいに咲いていたので、こちらをパチリ。















間もなく「手取温泉」に。
立ち寄りたい気持ちをこらえて、
今回は先を急ぎます~。


「絹ヶ滝憩いの森」
で休憩です。

写真は上手く
撮れませんでしたが
なかなか
迫力のある滝です。

滝へ向かう階段が
すごく急で、水しぶきで
濡れているので
滑りそう…。

でも、マイナスイオンで
かなり癒されました。



金名線の終着駅に到着~!



休憩所の建物が
駅のホームだった、

という名残があって
面白いです。








ん?
キャニオンロードはここで終わり?
ではないみたいです。

もう少し進んでみることに。



良く見ると橋の先は 結構急な登り坂。
 体力が尽きてきたので
ここへきてかなりのダメージです。

元汽車道が終わってしまったので、
ここからは自動車と並行して走っていきます。
サイクリングを楽しむなら、
「白山下」くらいまでがちょうどいいかもしれません。



本当に本当、
最終ポイント
「道の駅瀬名」
に到着です!

いろいろ
おいしそうなものに
心ひかれますが、
せっかく運動したので、
おあずけです。







なんとか無事キャニオンロードを制覇です!
機会があれば、別の季節に行くのもいいですね。
ではでは、お疲れ様でした~(完)。


2010/10/06

INTO THE SKY

ナマステ!宝島です。


先週、栗城隊長こと栗城史多がエベレストにチャレンジしていたが、今回も頂上への登頂は失敗に終わった。地上8000M超での高山病と雪崩の危険性が原因らしい。栗城は20歳を過ぎてから本格的に登山を始め、22歳の時にマッキンリーへ登頂したのを皮切りに、エベレストを除く六大陸の最高峰登頂に成功してきた注目を浴びる28歳の若き登山家だ。

僕が中学生の時に観劇鑑賞で「植村直己物語」を観たのは、もう20年数年前の事。西田敏行が扮する登山家植村直己の苦難に満ちた人生とその運命に抗う生き様に、13歳の少年はすっかり魅了されてしまった。いつも絶望の淵で奮闘する植村直巳とは対照的に、栗城がエベレストから冗談を交えネットで日常のやりとりや人生相談などを配信するのは、死と隣り合わせである事を微塵も感じさせず隔世の感がある。

栗城の快活で憎めない人柄とポジティブでストレートなメッセージは、若者を中心に多くの人達から支持されている。困難に遭遇しながらも、その度に弱音や恐怖を包み隠さず吐露する姿は、人間くさく誠実さに溢れている。どのような苦しい状況でも明るさを失わない彼の姿勢に、どれだけの人が勇気と希望をもらっただろう。いろいろなメディアに露出し、スポンサーの支援を受け、多くのスタッフに支えられてエベレスト無酸素登頂にチャレンジしている。頂上を目前にしてアタックを諦めた事は残念だが、一番悔しいのは栗城自身のはずだ。リスクを承知で無理をすれば登頂出来たかもしれない。しかし全体の状況を見通して判断する事が重要なのは、過去の悲劇が物語っている。

植村直己は「冒険とは生きて帰ること」という言葉を残したまま、1984年にマッキンリーの冬山で消息を絶つが、今回の栗城は忸怩たる思いを抱きながらも勇気ある退却を選んだと思う。死んでしまったら全てが終わってしまう。植村直己のように亡くなって「伝説の登山家」になるよりも「陽気な兄ちゃん」のままチャレンジを続けて欲しいと願わずにはいられない。無酸素で世界の山々を登頂する事にこだわってきた栗城のホームページには、彼でしか説得力を持たない言葉が記されている。



国境や限界は、あなたの幻想にすぎない



最高峰で見る星空は、宇宙へ向かっている感覚だという。


 金沢市の野田山(標高175M)からの白山市遠望。地平線上にわずかに日本海が見える。