日本語の音は「ん」を除き、全て母音と子音から成る、いわゆる50音(正確には、濁音、半濁音、拗音を入れるともっと多く)で表され、母音の種類は、「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」の5種類とされている。(拗音は子音の一部とみなされる。)実際の発音では、さらに多くの種類の母音が発声され、また欠落する場合もあるが、日本語においては同じものとして表記される。
一般的に「あ行」の音、つまり「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」には、子音は無く母音だけの音と言われている。ところが、実際には子音(の性格をもつもの)を伴っていると思われる。以前に録音されたナレーションを分析してみると、息継ぎの後、最初に発音される「あ行」の音の波形は、それが発声される瞬間にそのエネルギーがピークとなる(瞬間的に大きな音になる)ことがわかった。これは、明らかに発生時に破裂音となっているということであり、破裂音は子音に分類されるものである(k、t、b、d、pなど)。すなわち、「あ行」の音は、息継ぎの後最初に発音される時には、子音を伴っているということになる。
実際に、意識して「あ」と発音してみると、喉の奥、気管のどこかで空気が止められていたものが、発音される瞬間に開放されて、破裂音となっていることがわかる。
フランス語やスペイン語では、日本語で言うところの「あ行」の音のスペルに、hがつくものがある(Hermes、Holaなど)が、これも「あ行」が子音を伴っていることを示しているのではないか。
一方、単語の途中など、息継ぎ直後でない場合については、「あ行」の音に破裂音を伴わない場合が多いが、この場合は、「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」が単独で存在しているというよりも、先行する音につながる二重母音または長母音を形成していると推測される。尚、実際には、長母音になっている部分は、音の高低で別の音に聞こえるように発音されるので、それぞれの音は区別されて聞こえるようになっていることが多いと推測される。
話し手の意識次第では、一呼吸で話される場合でも、各文節の頭に破裂音を伴うこともあるが、二重母音化、長母音化している場合が多いように思われる。
制作部 中山
2009/10/07
2009/10/05
白山百膳
白山市(旧松任市)は、
平成の大合併で1市2町5村を含む石川県内最大の市域となり、
人口は金沢に次いで県内第2である。
県境は富山県、岐阜県、福井県にまでおよび、
霊峰白山を中心とした山々や、1級河川の手取川、
13kmにもおよぶ海岸線がある。
まず簡単に白山市を紹介させていただいた。
市内から国道157号線を白峰(白山麓方面)へ向かって走った。
右手には手取川の渓流が涼しげだ。
道路を挟んで目前には緑の山々。
改めておいしい空気と自然に感謝しながら、
何回聴いても飽きない寺尾聡をボリュームあげて口ずさむ。
東京では移動は電車で事足りるので、
まず車を運転することがない。
しかしこっちでは車がなければ仕事にならない。
どこへ行くにも車だ。
近くの銀行へさえ行くにも車に乗ってしまう。
そう考えると、
東京の人のほうがよく歩くので体力はあるだろう。
運転好きな私は白山へ帰ってくると愛車で近くを一回りする。
気分が落ち着くのだ。車の中の空間もここちよい。
しばらく走ると左手に吉野工芸の里があったので
立ち寄ることにした。URLは下記のとおり。
http://hakusan-no-megumi.jp/nature/nature_detail.php?P=42
この地域は「白山百膳」というキーワードで、
地域の素材を活かしたオリジナルの品書き(御膳)で
観光誘客事業を行っている。
旅館や施設や店が、趣のある御膳で迎えてくれるのだ。
HNKでも取り上げられて話題となっている。
吉野工芸の里の「お食事処よしの」でお昼をいただくことにした。
この店の白山百膳は、「岩魚すし御膳」。
岩魚のにぎりは初めてだったが、近くの川でとれたのだろう、
とても新鮮であっさりしていておいしかった。1,365円。
しかし私が感心したのは、にぎりのそばに添えられている
笹の葉で作った「バッタ」である。実にうまい細工である。
しばらくこのバッタに魅入ってしまった。
本物と見間違うような出来栄えだ。
このような「あしらい」に心がホワーッとなごむんですよね。
吉野工芸の里の入り口の左手に大判焼きのお店があった。
山道にもかかわらずお客さんが列をなしていた。
覗いてみると焼いていたのは若いお兄さん!
気さくに写真もOK!
つい5つ買ってしまった。
アンコは甘みをおさえてあったので、
昼食後にもかかわらず、胃袋にスーと入っていった。
店は評判で、遠くからも買いに来るということだ。
うなずける。味は大合格だ!
これはおもしろい。
吉野工芸の里の入り口の左手に公衆トイレだが、
ちょっと豪華ではないか。
各部屋が違う。
バブル期につくったのだろう、かなりお金をかけたトイレだ。
地域は連携してがんばっている。
白山市の観光事業はこれからだと思った一日だった。
平成の大合併で1市2町5村を含む石川県内最大の市域となり、
人口は金沢に次いで県内第2である。
県境は富山県、岐阜県、福井県にまでおよび、
霊峰白山を中心とした山々や、1級河川の手取川、
13kmにもおよぶ海岸線がある。
まず簡単に白山市を紹介させていただいた。
市内から国道157号線を白峰(白山麓方面)へ向かって走った。
右手には手取川の渓流が涼しげだ。
道路を挟んで目前には緑の山々。
改めておいしい空気と自然に感謝しながら、
何回聴いても飽きない寺尾聡をボリュームあげて口ずさむ。
東京では移動は電車で事足りるので、
まず車を運転することがない。
しかしこっちでは車がなければ仕事にならない。
どこへ行くにも車だ。
近くの銀行へさえ行くにも車に乗ってしまう。
そう考えると、
東京の人のほうがよく歩くので体力はあるだろう。
運転好きな私は白山へ帰ってくると愛車で近くを一回りする。
気分が落ち着くのだ。車の中の空間もここちよい。
しばらく走ると左手に吉野工芸の里があったので
立ち寄ることにした。URLは下記のとおり。
http://hakusan-no-megumi.jp/nature/nature_detail.php?P=42
地域の素材を活かしたオリジナルの品書き(御膳)で
観光誘客事業を行っている。
旅館や施設や店が、趣のある御膳で迎えてくれるのだ。
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吉野工芸の里の「お食事処よしの」でお昼をいただくことにした。
この店の白山百膳は、「岩魚すし御膳」。
岩魚のにぎりは初めてだったが、近くの川でとれたのだろう、
とても新鮮であっさりしていておいしかった。1,365円。
しかし私が感心したのは、にぎりのそばに添えられている
笹の葉で作った「バッタ」である。実にうまい細工である。
しばらくこのバッタに魅入ってしまった。
本物と見間違うような出来栄えだ。
このような「あしらい」に心がホワーッとなごむんですよね。
吉野工芸の里の入り口の左手に大判焼きのお店があった。
山道にもかかわらずお客さんが列をなしていた。
覗いてみると焼いていたのは若いお兄さん!
気さくに写真もOK!
つい5つ買ってしまった。
アンコは甘みをおさえてあったので、
昼食後にもかかわらず、胃袋にスーと入っていった。
店は評判で、遠くからも買いに来るということだ。
うなずける。味は大合格だ!
これはおもしろい。
吉野工芸の里の入り口の左手に公衆トイレだが、
ちょっと豪華ではないか。
各部屋が違う。
バブル期につくったのだろう、かなりお金をかけたトイレだ。
地域は連携してがんばっている。
白山市の観光事業はこれからだと思った一日だった。
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